![]() 着用可能な電子装置の表示装置
专利摘要:
着用可能な電子装置の表示集成体あって、文字盤、スロット状の開口および表示体が指し示し情報を伝達する表面表示部とを有し、上記表示集成体は、第1のトラックと、これに対して間隔を置いて平行に整列した第2のトラックとを有し、各トラックは少なくとも所定の位置まで延びた歯を有し、上記歯が対向して配列されてなるトラック集成体と、上記第1と第2のトラックの歯と上記歯車集成体の歯車と係合してトラック集成体が直線的に移動するようにしたトラック集成体歯車集成体と、上記トラック集成体と結合し且つ文字盤のスロット状開口を延出し、上記トラック集成体の直線的移動によって上記スロット状開口内を直線的に移動する表示集成体とを有し、これにより上記表示体が文字盤上の所定の表示部を示して情報を伝達する。 公开号:JP2011513756A 申请号:JP2010550048 申请日:2008-12-31 公开日:2011-04-28 发明作者:ストッツ、ゲルハルド 申请人:タイメックス グループ ビー.ヴィー.; IPC主号:G04B19-00
专利说明:
[0001] 本発明は、利用者が身体に装着できる電子装置に係るものであり、好適には文字盤上に表示がなされており、表示体によって文字盤上の個々の表示を指示して所定の情報を伝達するようにしてなる、着用可能な電子装置に係るものであり、より具体的には、上記のような着用可能な電子装置に用いる表示集成体(インジケータ・アッセンブリ)であって、直線方向に移動する表示体(インジケータ)を採用してなるものである。] 背景技術 [0002] 直線方向に移動する表示体を用いることは周知であり、例えば米国特許公開公報第2007/0070819号に開示の直線(リニア)型の時間表示装置は2本のねじを備えた駆動歯車列を用いており、上記2本のねじが駆動手段となり、ガイドレールが案内手段として機能する構成となっている。] [0003] しかしながら、この種の技術を更に改良し発展させることが望まれていると同時に、それが実現可能でもある。例えば、直線型表示体を形成し、その中で、表示体が係合されるトラック集成体を駆動する歯車集成体を設け、これによって表示体とトラック集成体を一体に移動するようにするのが望ましいであろう。本発明は、このような新規且つ進歩性に富む新たな改良を提供するのもである。] 先行技術 [0004] 米国特許公開第2007/0070819号] [0005] 本発明の目的は、従来技術において知られている欠点を解消し、改良された優れた構成を提供することである。] [0006] 本発明の別の目的は、表示体が直線的に移動する、改良された表示集成体を提供することである。] [0007] 本発明のさらに別の目的は、直線型表示体を使用して、種々のパラメータを表示できるようにすることである。] [0008] 本発明のさらなる目的と利点は、以下に示す本発明の説明によって明確となるであろう。] [0009] そして、本発明は、以下の説明、図示、記述により例示される構造の特徴、構成要素の組み合わせ、部品の配置および工程の順序を含み、本発明の範囲は特許請求の範囲に示される。] [0010] 従来技術の欠点を解消し、上記の目的を達成し、以下に記載の利点を得るために、本発明の第1実施形態において、概して言えば、着用可能な電子装置の表示集成体であって、電子装置は、(i)文字盤側とその対向側と、(ii)そこに形成したスロット型の開口部と、(iii)表示体が指して情報を伝達することが可能となる文字盤と、文字盤の上記対向側に位置して1個或いはそれ以上の回転歯車を有する歯車集成体、文字盤の反対側に位置して歯車集成体の1個若しくはそれ以上の歯車を回転させる作動機構と、文字盤の反対側に位置し、歯車集成体の1個若しくはそれ以上の歯車を回転させ、その結果作動機構が歯車集成体の1個若しくはそれ以上の歯車を回転させる制御装置とを備えており、表示集成体は第1のトラックと、これとは間隔をおいて平行に整列した第2のトラックとを有するトラック集成体と、それぞれのトラックが、少なくともその対応する位置に沿って延びた歯を有し、それぞれのトラックの歯が互いに対向するように整列されており、トラック集成体の歯車集成体(track assembly gearing assembly)が上記第1及び第2のトラックの歯、及び歯車集成体の歯車と係合し、これによって、トラック集成体が直線方向に移動し、表示集成体が上記トラック集成体に結合されて文字盤のスロット状開口を突出しており、トラック集成体の直線方向の移動によって表示集成体を上記スロット状開口内を直線方向に移動させ、上記表示集成体は表示体を備えており、これによって表示体が、文字盤上の特定の表面表示を指示することによって必要な情報を伝達する。] [0011] 本発明の好適な実施例において、着用可能な電子装置としては腕時計型の計時装置である。] 図面の簡単な説明 [0012] 本発明の上述した特徴およびその他の特徴は、添付図面を参照して述べた下記の好ましい実施形態の記載より明らかになるであろう。] [0013] 図1は、本発明の好ましい実施例による着用可能な電子装置の表示集成体の平面図である。 図2は、図1と同様であるが、トラック集成体が直線方向に移動した状態を示し、図1で表示された情報とは異なる情報が表示体によって示されている図である。 図3は、図1の表示集成体の簡略化した構成の斜視図である。 図4は、本発明の好適な実施例による着用可能な電子装置の破断斜視図であり、図1に示した表示集成体を採用した図である。 図5は、本発明の好適な実施例による着用可能な電子装置の文字盤側から見た状態の上面図である。 図6は、図4のモジュールと、図1の表示集成体の平面図である。 図7は、図4のモジュールと、図6と同様であるがその上にプレートを装着した状態の平面図である。 図8は、本発明の好適な実施例による着用可能な電子装置の回路図である。 図9は、本発明の好適な実施例による着用可能な電子装置の制御装置のブロック図である。 図10は、本発明の好適な実施例による較正の構成を示す図である。] 図1 図10 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 [0014] 各図面において、同様の部材・部位には同様の符号を用いている。しかし、各図面のすべての部材または部位に符号を付しているわけではない。] 実施例 [0015] 先ず、図1〜図5において、符合10で示した表示集成体は、本発明の好適な実施例による構成を示している。この好適な実施例において、表示集成体10は着用可能な電子装置50の一部であり、好ましくは時間表示装置であって、より具体的には腕時計である。着用可能な電子装置50は、本発明において必須とは言えない他の構成や部材を有しても良い。本発明の必須不可欠な構成以外の詳細については本願出願人による米国特許第7,113,450号に記載の通りであり、その記載は本発明を理解するに当たり参考となるものであるので参照されたい。] 図1 図2 図3 図4 図5 [0016] 本発明の好適な実施例において、表示集成体10は符合12で示すトラック集成体(track assembly)を備え、このトラック集成体12は、互いに間隔を置いて整列された第1のトラック14と第2のトラック16とを有している。第1のトラック14と第2のトラック16は、好ましくは一体結合構造となっていて図示のようにフレーム(枠体)を形成している。各トラック14,16は歯(それぞれ符合14a、16aで示す)を有し、これが少なくとも対応する位置まで延びている。図示の通り、歯14a,16aは対向して配列されている。] [0017] 表示集成体10は、更にトラック集成体の歯車集成体(符合20)を有し、この歯車集成体20が第1及び第2のトラック14,16の上記歯14a,16a、および、以下に説明する歯車集成体70とに係合しており、これによってトラック集成体12が図の矢印”x”及び”y”方向に直線的に移動する。好ましくは、トラック集成体の歯車集成体20は、外周に歯22aを有する第1の歯車22と、外周に歯24aを有する第2の歯車24とを備えている。かくて、第1の歯車22は第1のトラック14の歯14aおよび歯車集成体70の1個の歯車と係合し、第2の歯車24は第2のトラック16の歯16a及び第1の歯車22の歯22aと係合している。歯車22および24はその位置が一定を保つが、枢軸若しくは柱体(スタッド)を回動するようになっている。] [0018] 本発明の構成と目的により、歯車22及び24は同じ周速度(但し反対方向)にて回転し、第1と第2の歯車22,24の回転速度によって第1と第2のトラック14,16が直線方向(即ち、“x”と“y”の方向)に、少なくとも実質的には同じ速度にて(即ち、トラック集成体20は実施的には揺動しない)、且つ、実質的に同じ方向(即ち、互いに平行)に、移動することになる。] [0019] 表示集成体30は、例えばトラック14との結合などによって、トラック集成体12と結合されている。好ましい実施例では、表示集成体30はトラック集成体と共に移動する。即ち、好ましくは表示集成体30はトラック集成体12に対しては移動はしない。以下に詳述するように、表示集成体30は、着用可能な電子装置50の文字盤に設けたスロット状の開口を延出し、トラック集成体12が符合“x”と“y”方向の直線的移動をすることによって、表示集成体30がスロット状開口内を直線方向に移動する。かくて、表示集成体30、具体的には表示体32は、文字盤上の特定の表面表示(即ち、表示部67)を指してその情報を伝達する。この表面表示は、図示のように「0」から「30」までの区分数字が刻まれているものであるが、これは例示的なものであってこれに限定されるものではない。図1と図2に比較して示すとおり、図1では表示体32が数字「15」を指し示してるのに対して、図2では表示体32は数字「0」を指し示している。] 図1 図2 [0020] 表示集成体30についてはこれ以上の説明なしでも図示されたものより理解されるであろう。好適な実施例において、表示集成体30は柱体(スタッド)34の一端に装着された表示体32を有している。柱体34の他端は、図3に示すようにトラック集成体12上の基部35に保持されている。この基部35は、例えば成形過程においてトラック集成体12と一体形成されても良いし、接着剤や他の固着手段を用いてトラック集成体に装着保持しても良い。柱体34も同様に基部35と一体に、若しくは接着剤などにより、基部35とトラック12の一方若しくは両方に固着して構成してもよい。同様に、表示体32は柱体34と一体に、若しくはそれに固着/保持されるように形成することもできる。このことは、表示集成体30が単体構成でなければならないということではなく、機能的或いはデザイン上の観点から有利な構成とすることができることを意図したものである。但し明確化の為に付言すれば、表示体32はトラック集成体12と共に直線的に移動する。即ち、表示体32は、図1及び図2にて比較対照させて示したような“x”および“y”方向の直線的な移動以外の移動、即ち回転や揺動をするものではない。更に、好適な実施例では、文字盤のスロット状開口を突出して延びているのは柱体34であるが、これは設計上採用できるというものであり、必須な事項ではない。表示集成体30は図示例とはやや異なる構成とすることができ(例えば、短めの柱体34と表示体32の端部30bを長めにした構成)、このようにすることでも本発明の目的は達成できる。] 図1 図2 図3 [0021] 図4及び図5を参照して本発明による着用可能な電子装置の表示集成体10の動作について説明する。例えば好適な実施例において、着用可能な電子装置50は文字盤60を備え、この文字盤は、(i)ダイアル側60aと対向側60bと、(ii)スロット状の開口65と、(iii)表示体32が指し示すことができて情報を伝達することの可能な表面表示部67を備えている。着用可能な電子装置50は更に、文字盤60の対向側60bに配置された歯車集成体70を有し、これが1個若しくはそれ以上の歯車を備えている。作動機構90もまた上記文字盤60の対向側60bに設けられており、上記歯車集成体70の1個若しくはそれ以上の歯車を回動させる。] 図4 図5 [0022] 具体的には、表示集成体10は作動機構90とは作動結合されており、表示集成体10を“x”および/または“y”方向に直線的に移動させる。好ましい実施例としては、作動機構90はステッピングモータであり好ましくは双方向型のステッピングモータとする。好ましい実施例において、歯車集成体70はモータ90と表示集成体10とを次のようにして作動結合する。即ち、歯車集成体70は歯車72を有し、これにピニオン74が取り付いており、ピニオン78を備えた歯車76の歯と係合している。ピニオン78は更に別の歯車80と係合して配列されている。間隔を空けること及び整列が必要なことにより、歯車80は、結合部材81を介して歯車82に直接結合されていることが望ましい。歯車82もまた歯車84の外周の歯と係合する歯を有している。歯車84はピニオン86を有し、これが駆動歯車88の歯と係合している。そして更には、この好適な実施例においては、駆動歯車88と第1の歯車22の歯22aとが係合している。図示の通り、トラック集成体12は間隔をおいて配置されており、これによって歯車22の歯22aが同時に歯車24と歯車88の歯とに係合するようになっている。] [0023] 歯車の数や、各歯車の歯の数については状況に応じて適宜加減することが可能であり、意図したり要求される基準や、動力やトルクの制約などに依って選択可能である。適切なステッピングモータと、部材の配置などについても適宜選択可能である。] [0024] 以上のように、歯車72と係合しているモータ90のロータ92が回転することによって、歯車集成体70と歯車集成体20とを回転させ、最終的にはトラック集成体12の直線的な移動が達成される。] [0025] 図6と図7は着用可能な電子装置50の完成の程度を示しており、図7では板体”P”を設けており、この点において図6と相違している。] 図6 図7 [0026] トラック集成体12の正確且つ適切な制御、配置及び直線的な移動を提供するために、制御装置100を設けて、作動機構90によって前記のように歯車集成体70の1個若しくはそれ以上の歯車を回転させる。好ましくは、制御装置100を文字盤60の対向側60bに配置することである。本発明に好適な制御装置の詳細については前記の米国特許第7,113,450号を参照されたい。それ以外の本発明に固有の機能に関しては以下に述べる通りである。] [0027] 図8は、本発明による着用可能な電子装置50の部分的なブロック図であり、複数のモータとのインターフェース結合部を主として示しているが、本発明においてはただ1個のモータ(即ち、モータ90)のみが重要である。スイッチS1〜S5は、側部/頂部に装着された押し釦とともに、側部に装着された回転可能な竜頭(リュウズ)群を示しており、操作(即ち、プル/プッシュ動作)に応答するようにしているものである。竜頭の場合には、プル/プッシュ動作で、例えば時針・分針の設定、トラック集成体12の位置決め、及び/又はその較正( calibration)をすることができる。入力/出力制御回路(例えば、図9の回路110)を設けて、竜頭の作動と押し釦スイッチの制御を行い、その際の情報信号をCPU(演算処理装置)101に提供する。] 図8 図9 [0028] 図9において、符合100は本発明の好適な実施例による制御装置である。具体的且つ図示以外の詳細については前記米国特許第7,113,450号に開示の通りであるが、ここではモータ制御回路109について説明する。このモータ制御回路109は、CPUコア109からの「次のパルス数」という指令を受けて、所望のモータ(例えばモータ90)を所望の量と所望の方向に移動するのに必要なパルス及び位相の信号を発生させる。モータ制御回路109のパルス出力はモータドライバー(MD1,MD2,・・・等)によって緩衝化され、所定のモータ(例えばモータ90)に供給される。] 図9 [0029] 好適な実施例において、制御装置100は高度に集積化されて全てのタイミングと表示機能が制御装置内部で制御されるようになっているが、その変形例として、時間管理機能を、その処理および蓄積/感知データの表示機能から、分離することも可能である。加えて、要すればソフトウエアやスイッチの作動順序などを介して、周知のプログラミング技術をプログラム制御装置100に用いることが望ましく、これにより、その情報を「知っている」とすること、或いは正確な表示情報を表示体32によって維持すること、が可能となる。このような機能とプログラミングの特徴は、当業者が適宜対応できる範囲のものであってよい。] [0030] 歯車集成体70,20の円滑な回転を達成するために周知の手段や方法を採用できる。周知のプログラミング技術を採用して、ステッピングモータの充分且つ正確なステップ動作を得ることができる。具体的には、これらの周知の技術を用いることで、モータ制御回路109に信号を送るのか、そしてそれは何時なのかを制御装置100が決定することが可能となり、これによって対応するステッピングモータをステップ作動させて、表示集成体10が直線的に、その程度によって移動する。] [0031] 上記の通り本発明の好適な実施例では腕時計であるが、着用可能な電子装置としては時間管理機能とは別に、高度や温度、或いは羅針盤計測、気圧、心拍数表示、血圧、或いはこれらの組み合わせ、潮の満ち干に関する高低の情報表示、日没情報、月齢や月位相の情報、薬剤の服用時間と錠剤の量などの医療情報、カウントダウンのタイマー、或いは水圧、水深およびダイバー用酸素タンク内の酸素の残量などの数値情報(例えばダイバー用時計)、目的物探査装置(即ち、自己の車の探査、或いは出発地点への帰路情報)、血液/糖質レベル数値(糖質測定器)速度と距離(ランナー用時計)、引き落し口座の残金額表示、或いはこれらの組み合わせを採用できる。いずれも、従来の時間管理機能に更に加えたものとするか、或いはこれを除いたものとすることができる。] [0032] 本発明による具体例として、表示集成体は目盛りが30分の直線スケール上に、時計の分を表示している。表示体32は30分の直線スケールを1時間に2回通過する。30分スケールは充分な鮮明度と読み易さがある。] [0033] 上記の説明は例示的なパラメータを示したものであり全てを網羅したものではなく、文字盤60の上に表示体67を設けて表面表示体とする構成(図5参照)もその一つである。更に、センサ及び/又は蓄積された情報を提供しても良いし、前記米国特許第7,113,450号に記載のように、表面表示体67との組み合わせで外部からの情報を表示且つ伝達するようにしても良い。] 図5 [0034] また、明確化の為に、ここではアナログ時計構造に関する、ある種のよく知られた概念については説明を省略してある。例えば、時針、分針及び秒針などの中心軸に支持された標準型の針群を回転させる歯車或いは歯車列の基本構成などについては、いずれも周知の構成であるのでここでの説明は省略する。] [0035] 本発明の上記以外の利点を示す図10において、本願出願人による米国特許第7,266,051号に記載されている通り、表示集成体10は「較正」(calibration)できる。較正があると、制御装置100が表示集成体10の位置を「知る」ことを可能にしている。] 図10 [0036] この実施例において、電子装置50モジュールは通路110を備え、これにトラック集成体12が配置されている。通路110はさらにトラック集成体12を案内し、支持する働きをしている。その底端部110aは「ストッパ」としてトラック集成体12が所定方向に完全に移動したときに「ピン留め」したように固定できる(例えば、図1の”y”方向参照)。前記米国特許第第7,266,051号に開示された技術と方法とを採用することによって、表示集成体30がゼロ「0」の位置に戻るか、或いは正しく配置されるようにすることが可能である。] 図1 [0037] 本発明の更に別の好適な実施例において、文字盤には1個若しくは複数の窓を形成してもよい。その場合の実施例では、文字盤60の裏側に1個若しくはそれ以上のLCDパネルを設けて対応する窓の位置に合致させる。この表示体で、LCD表示装置は所望の表示情報を種々のスケールで表示できる。このように、上記した全てのモードが、1個の着用可能な電子装置において、一つの表示装置に選択的に表示することができる。このモードは、文字盤の窓に簡単に表示できるので、利用者はそのモードをサイクリング等の運動中でも読み取ることが可能である。同様に、当業者は適切なLCDクリスタルの駆動方法を知っており、所望のスケールやグリッド又は他の測定事項をLCDパネルに現出させることができるので、単一モードのスケール群を変更することも可能である。制御装置100は、モード、LCDパネルに現れるスケール、更にモータ90のロータの位置を知っているので、表示装置を調整して、異なる表示可能なスケールを利用することによって、如何なるモードも表示が可能にできる。尚、前記米国特許第7,113,450号には、複数のセンサーなどを設けて本発明の利点を得る際の特徴と可能な方法及び構成について詳細が記載されている。] [0038] しかしながら、文字盤の裏側にLCD表示装置が無い場合でも、心拍数などの多くのパラメータに関係する情報の表示と伝達を、本発明では一つの例を除いてうまくなし得る。但し、LCDの特徴を備えた場合、窓よりも幅の広い心拍数のスケール(例えば40−220)を設けることが可能であり、大きな表示体を設けて更に表示を大きくすることができる。このように、見ることのできるスケールをトレーニング中に変更できるようにすることによって、使用者は自分の心拍数を更に容易且つ便利に見ることができる方法が得られる。このような実施例は、実際には、トレーニング中においてスケールの異なる部分が異なる時間に採用可能である場合に利点があるものである。前記の通り、制御装置100を用いて表示集成体30の正確な位置決め及び/又は較正を維持し、このような表示の多様性が実現可能となる。] [0039] 好ましい実施例において、少なくともモータ90は双方向のステッピングモータであるので両方向の回転が可能であり、本発明において採用し得るステッピングモータの構成と機能、及び動作については当業者の間で広く知られ、採用されている。適切な文字盤についても当業者に理解されている通りである。表示体の数を変えることで必要なステッピングモータの数も変わってくるものであり、この点についても当業者の理解の範囲内である。] [0040] 尚、上記表示体の位置と場所、或いはそのサイズ等は単なる例示であり、例えば、ピニオン及び関連する歯車や他の関連部材の位置などによって例示的に記載したものであり、上記記載や図示に限定されるものではない。] [0041] 表示体の針又はリングの好適な表示体の回転或いは移動を提供するためのギア比は、表示装置の表示体の必要な回転又は移動の増分に応じて当業者が適宜選択可能な事項である。従って、それぞれの歯車集成体における歯車の数についても適宜増減可能なものであり、所望の機能と多くの周知な基準に沿って成し得る設計上の選択事項である。また、制御装置の機能自体についてはソフトウエアにおけるプログラミング技術によって種々変更し得ることである。] [0042] 以上のように、本発明は前記した種々のパラメータに関連する情報などのデータを表示するための、直線的に表示するリニア・インジケータの改良された構成と手法を提供するものである。] [0043] 以上の説明からも理解される通り、本発明の目的は効率的に達成でき、発明の技術的思想の範囲を逸脱することなく種々の変更が可能となり、それらは何れも本発明の範囲内にあるものであり、添付の図面を参照して説明した上記の記載から限定的に解釈されなければならないものではない。 本発明は、請求の範囲の記載によって、明細書に記載された全ての包括的及びより具体的な構成が包含されるものである。]
权利要求:
請求項1 着用可能な電子装置の表示集成体あって、この電子装置は、(i)文字盤側とそれに対向する対向側、(ii)スロット状の開口、及び(iii)表示体が指し示して情報を伝達する表面表示体、とを有する文字盤と、上記文字盤の対向側に位置し、1個若しくは複数の回転可能な歯車を備えた歯車集成体と、上記文字盤の上記対向側に位置し、上記歯車集成体の1個若しくは複数の歯車を回転させる作動機構と、上記文字盤の上記対向側に位置し、上記作動機構を作動させて上記歯車集成体の1個若しくは複数の歯車を回転させる制御装置とを有し、上記表示集成体は、第1のトラックと、これに対して間隔を置いて平行に整列した第2のトラックとを有し、各トラックは少なくとも所定の部分まで延びた歯を有し、上記歯が対向して配列されてなるトラック集成体と、上記第1と第2のトラックの歯と上記歯車集成体の歯車と係合し、上記第1と第2のトラックは直線的に且つ少なくとも実質的に同じ速度で移動するトラック集成体歯車集成体と、上記トラック集成体と結合し且つ文字盤のスロット状開口を突出し、上記トラック集成体の直線的移動によって上記スロット状開口内を直線的に移動する、表示体を備えた表示集成体とを有し、上記構成により上記表示体は文字盤上の所定の表示体を示すことにより情報を伝達することを特徴とする着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項2 上記トラック集成体歯車集成体は、外周に歯を有する第1の歯車と、外周に歯を有する第2の歯車とを有し、(i)上記第1の歯車は上記第1のトラックの歯と、更に上記歯車集成体の歯車の1個と係合し、(ii)上記第2の歯車は上記第2のトラックの歯及び上記第1の歯車の歯と係合してなり、上記第1と第2の歯車の回転速度によって、上記第1と第2のトラックを直線的に、少なくとも実質的には同じ速度並びに同じ方向に移動させることを特徴とする、請求項1に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項3 上記作動機構は、ロータを備えたステッピングモータを有しており、上記ステッピングモータは上記制御装置と作動結合されて、少なくとも時計方向及び反時計方向のいずれかの方向に所定の増分ステップ移動することを特徴とする請求項1に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項4 上記第1と第2のトラックは一体に結合されてフレームを形成していることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項5 上記伝達情報は分間隔に伝達されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項6 上記表示集成体は上記トラック集成体と一体形成され、上記表示体はトラック集成体と一体形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項7 上記表示体は柱体を介して上記トラック集成体と結合されていることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項8 上記電子装置は腕時計であり、上記表示集成体が該腕時計に組み込まれていることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項9 着用可能な電子装置であって、(i)文字盤側とこれに対向する対向側、(ii)スロット状の開口、(iii)表示体が指し示すことができそれによって情報を伝達する表面表示部、とを備えた文字盤と、上記文字盤の上記対向側に位置し、且つ1個若しくは複数の回転可能な歯車を備えた歯車集成体と、上記文字盤の上記対向側に位置して上記歯車集成体の1個又は複数の歯車を回転させる作動機構と、上記文字盤の上記対向側に位置して、上記作動機構を作動させて上記歯車集成体の1個又は複数の歯車を回転させる制御装置と、更に表示集成体とを有してなり、上記表示集成体は、第1のトラックと、これに対して間隔を置いて平行に整列した第2のトラックとを有し、各トラックは少なくとも所定の部分まで延びた歯を有し、上記歯が対向して配列されてなるトラック集成体と、上記第1と第2のトラックの歯と上記歯車集成体の歯車と係合し、上記第1と第2のトラックは直線的に且つ少なくとも実質的に同じ速度で移動するトラック集成体歯車集成体と、上記トラック集成体と結合し且つ文字盤のスロット状開口を延出し、上記トラック集成体の直線的移動によって上記スロット状開口内を直線的に移動する、表示体を備えた表示集成体とを有し、上記構成により上記表示体は文字盤上の所定の表面表示部を指し示すことにより情報を伝達することを特徴とする着用可能な電子装置。 請求項10 上記トラック集成体歯車集成体は、外周に歯を有する第1の歯車と、外周に歯を有する第2の歯車とを有し、(i)上記第1の歯車は上記第1のトラックの歯と、更に上記歯車集成体の歯車の1個と係合し、(ii)上記第2の歯車は上記第2のトラックの歯及び上記第1の歯車の歯と係合してなり、上記第1と第2の歯車の回転速度によって、上記第1と第2のトラックを直線的に、少なくとも実質的には同じ速度並びに同じ方向に移動せしめてなることを特徴とする、請求項9に記載の着用可能な電子装置。 請求項11 上記着用可能な電子装置は腕時計であることを特徴とする請求項10に記載の着用可能な電子装置。 請求項12 上記表示集成体は上記トラック集成体と一体形成され、上記表示体はトラック集成体と一体形成されてなることを特徴とする請求項10に記載の着用可能な電子装置。 請求項13 上記表示体は柱体を介して上記トラック集成体と結合されていることを特徴とする請求項10に記載の着用可能な電子装置。 請求項14 着用可能な電子装置の表示集成体であって、上記電子装置は、表示が見えるようにすると共に表示体が指し示すことで情報を伝達できるようにした手段と、1個若しくは複数の回転可能な歯車を有する歯車集成体と、上記歯車集成体の1個若しくは複数の歯車を回転させる作動機構と、上記作動機構を作動させて上記歯車集成体の1個又は複数の歯車を回転させる制御装置とを備えて成り、上記表示集成体は、第1のトラックと、これに対して間隔を置いて平行に整列した第2のトラックとを有し、各トラックは少なくとも所定の部分まで延びた歯を有し、上記歯が対向して配列されてなるトラック集成体と、上記第1及び第2のトラックの歯と上記歯車集成体の歯車と係合し、上記第1及び第2のトラックは直線的に且つ少なくとも実質的に同じ速度で移動するトラック集成体歯車集成体と、上記トラック集成体と結合され且つ表示体を備えた表示集成体とを有し、上記トラック集成体の直線的移動によって上記表示集成体を直線方向に移動せしめ、上記表示体が所定の表示を指し示すことによって利用者に見えるように情報を伝達することを特徴とする着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項15 上記着用可能な電子装置は、文字盤側とそれに対向する対向側と、更にスロット状の開口を有する文字盤を備え、上記歯車集成体は上記文字盤の上記対向側に配置され、上記作動機構は上記文字盤の上記対向側に配置され、上記制御装置は上記文字盤の上記対向側に配置され、更に上記表示体は上記スロット状開口を突出していることを特徴とする請求項14に記載の着用可能な電子装置の表示集成体。 請求項16 着用可能な電子装置は、請求項14に記載の表示集成体を備えていることを特徴とする着用可能な電子装置。 請求項17 着用可能な電子装置は、請求項15に記載の表示集成体を備えていることを特徴とする着用可能な電子装置。
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同族专利:
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引用文献:
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